10.2021オフシーズン 契約更改・ドラフト・FA等編
今年のオフシーズンは控えめに言って成功でした。それでは振り返っていきたいと思います。
【契約更改】
契約更改…の前に、チーム初のFA宣言者が。昨年自由契約から獲得した塩見がFA宣言をしました。ルールに決めたとおり、慰留は行わない方針なので、残留交渉は行いません。先発の頭数確保が急務となりました。
昨年の契約更改では投手を中心に戦力外通告を行いましたが、今年は野手を中心に人員整理。成績の向上に合わせて、人件費の上昇が進んでおり、いかにコストを抑えていくかに悩まされます。
今回は上記の7名に戦力外通告を行い、塩見、ヤングマンがチームを離れることになりそうです。加えて、増井も引退を表明。この中では、戸川・水口はレギュラー候補の戦力なのですが、人件費の抑制と若返りを推進するために断腸の思いで戦力外通告。特に戸川は若いので、他球団に拾われ鵜ことを願っています。
また、初年度のドラフトの失敗の象徴ともいえる正津、横浜からトレードで獲得した青柳にも戦力外通告を実施。飽和状態となっていた外野陣の整理を進めます。
【ドラフト】
今年のドラフトでの想定は以下の通り。
- 二遊間の若返りが最優先
- 続いて、先発投手の確保を優先
- それ以外の人材は高卒でよい選手がいれば獲得する程度
昨年に引き続き、補強ポイントを絞って効果的に獲得できればと思います。
ドラフト1位 大原(大卒・遊撃手・長野の怪物)
本ドラフトの目玉ともいえる選手です。二遊間の問題の解決となるだけに、競合覚悟で指名を行ったところ、案の定3球団からの指名。クジ引きの結果、無事交渉権を獲得することが出来ました。とりあえず初年度はレギュラーとして起用して、能力がわかり次第、留学に送ろうと思います。また、昨年のドラフト1位、長谷川をセカンドにコンバートして、二遊間の若返りを図ります。
ドラフト2位 広田(高卒・投手・期待の逸材)
大卒のセカンドで優れた選手が1巡目に指名されずにいたのですが、残念ながら2巡目の最初に指名されてしまったため、先発投手の確保に切り替え。高い球速とスタミナで、早い段階からローテ入りしてくれそう。赤特殊能力がないのも高評価。これほどの素材なのに期待の逸材なので、しっかりと育てていきたい。
ドラフト3位 奥脇(高卒・投手・称号なし)
左の先発が手薄なので指名に踏み切ったものの、まさかのノビF…。称号はついていないが、とりあえず育てていく方針。早熟以下の場合は早めに見切りをつける覚悟。
ドラフト4位 金城(高卒・三塁手・期待の逸材)
神野のバックアップとして獲得したが、神野に勝るとも劣らないスペック。レフトにコンバートするものありか?
ドラフト5位 羽賀(高卒・外野手・期待の逸材)
大量に外野手を放出したので、一人くらいは指名しておくかと思ったところ、まさかの当たりくじ。デフォルトで弾道3+流し打ち+期待の逸材。レフトまたはDHでの起用を検討していきたい。
ドラフト6位 棚橋(高卒・投手・期待の逸材)
枠に余裕があるので、左の中継ぎを目当てに獲得したところ、これも当たりくじの予感。
良かったところ
- 課題の二遊間の解決策を確保
- 先発を任せうる人材を確保
- 高卒の好素材を大量に獲得
悪かったところ
- 特になし(しいて言うならばセカンドを取れなかったくらい)
4回目のドラフトにして、過去最大級のあたりドラフトといえるのではないでしょうか?上位でチームの弱点を指名しつつ、下位で将来に向けた投資を進める、理想的なドラフトを行えたと思います。ライオンズの歴史に残るようなドラフトだったと言えるように、しっかりと育てていきたいですね。
【FA交渉】
- 自チームから塩見がFA宣言、慰留は行わない
- 穴埋めのため、先発または二塁手で有力なCランクの選手がいれば獲得に向かう
残念ながら先発・二塁手でCランクの選手は出回っていませんでした。
あれ?どの球団も塩見と交渉していない…
何もしていないのに慰留できてしまいました。予想外の結果でしたが、来年も共に戦いたいと思います。ところで、パワプロってFAして引き取り手がいなかったら強制的に元のチームに戻るんですね。次回作では宣言残留を認めない(あるいは再加入を拒否する)選択肢があればいいのになあって思います。
【自由契約選手獲得】
塩見の残留で、先発に余裕が出てきました。可能であればヤングマンと再契約しつつ、有力な選手の加入を進めていきたいです。
獲得選手その1 ヤングマン
3年目の正直に賭けます!能力的には防御率9点なんてありえないはず!
獲得選手その2 モイネロ
待ちに待ったモイネロが自由契約選手として出回りました。守護神として起用する予定です。
獲得選手その3 宮西
青特殊能力の宝庫。引退まであまり時間はなさそうだがノビとキレを継承させたい。
球界全体ではこうなりました。今年は非常に動きが少なかった模様。自由契約とした元レオ戦士は今年も再就職はなりませんでした、南無。
【海外留学】
塚本がゴールデングラブ賞を受賞したおかげで、留学先にヨーロッパが解禁。効果はコントロールと守備力の向上なので、勝田・力石と期待の若手を派遣。
勝田はFCECDDくらいに、力石はコントロールB・スタミナBくらいになってくれるとありがたい。
【春季キャンプ】
河原がスライダーを取得。起用にめどが立つ。
当初の予定通り、長谷川をセカンドにコンバート。ゴールデンルーキーの大原と二遊間を形成してもらいます。
球史に残りうるドラフトを成功させたライオンズ、いよいよ5年目のシーズンに挑みます。