11.2022シーズン結果
大成功に終わったオフシーズンを経て、節目となる5年目のシーズンに臨みます。今年の目標は勝率4割もしくは最下位脱出。補強がかみ合った今の状態なら行ける!と思っていたのですが、開幕すると思わぬ展開が…
【オープン戦】
昨年ほぼ優勝に近い成績を収めた日本ハム相手に互角の戦いを繰り広げ、新シーズンに向けて期待が膨らみます。
【開幕戦】
今年の相手はロッテ。日本人同士の投げ合いとなりました。ライオンズは大卒ルーキー・大原と高卒二年目・長谷川に二遊間を託します。塚本・大原が出塁し、形になってきたクリーンナップ・トリオで塁に返すのが理想です。北山は守備の負担を考慮して9番に打順を下げ、レフトには思い切って西川を起用。雄平・マレーロ以外は20代というフレッシュな打線で臨みます。
中継ぎ陣は去年とほぼ同じ顔ぶれ。リリーフエースとして獲得したモイネロに期待が集まる。
が、今年も開幕戦を白星で飾ることはできず。打線が9回まで沈黙、好投していた高木を見殺しにしてしまいました。
【留学結果】
4月末に、ヨーロッパへ留学に送っていた力石と勝田が帰国。力石は高卒2年目ながら、エースと呼ぶににふさわしい能力となって帰国してきました。
勝田も課題の守備力が向上。覚醒→留学を経て、昨年ドラフト8位で入団した高卒選手とは思えないステータスに成長しています。
【トレード】
今年は受諾したいようなトレードが舞い込みませんでした。
【オールスター】
あれ?去年より借金が増えてる…。
というのも、今年は主力に誤算が相次ぎ、雄平のスランプ、愛斗の肉離れ等、アクシデントに見舞われていた前半戦だったのです。残念ながらこうしたアクシデントに対応できるほど、選手層は厚くないということですね。
【覚醒 その1】
ですが、おかげでよい点もありました。外野手が手薄になっているころ、2019年のドラフト10位で獲得した彦坂がまさかの覚醒。
>良くも悪くもまとまっている。何か武器がないとプロの世界で生き残るのは難しいか。覚醒に期待。
と獲得当時は思っていたのですが、まさか本当に覚醒するとは。覚醒後の能力はこちら。
まだまだ物足りない点も多いですが、高卒3年目としては頑張っているほうではないでしょうか。期待していなかった下位指名の選手が思わぬ成長を遂げる、これもオーペナの楽しさ。
【覚醒 その2】
今年はもう一人覚醒に成功しました。
2年目の丸木です。もともとコントロールが伸びやすい選手だったのですが、覚醒を経て一気にAランクに到達。高齢化が進む中継ぎ陣で、若返りを果たすことに成功しました。
【シーズンを終えて】
今シーズンの結果は以下の通り。
100敗こそ回避できたものの、最下位脱出を狙っていたチームとしては失望感の強いシーズンでした。優勝はソフトバンク。前年5位に沈んだとは思えない回復ぶりを見せつけてくれました。
(おまけ)
ゲーム差がマイナスはなかなか珍しい。
投手陣の成績はこちら
防御率は改善傾向にありますが、依然として奪三振、与四球は不満の残る水準。投手陣全体を早急に底上げしていく必要がありそうです。
3年目の正直を期待していたヤングマンは早々に期待を裏切り、シーズン途中から2軍に幽閉。二十歳前後の若い力にローテーションを託しました。結果を残したと言えるほどの成績ではないですが、この経験はきっと来シーズンにつながるはず。
野手陣の成績はこちら
前年より悪化しています。不動のレギュラー格だった愛斗・雄平が離脱していたことが影響している模様。
個人の成績に目を向けると、期待していた長谷川・大原の二遊間コンビは端的に言って残念な結果に。彼らが2割6分くらいの打率を残せるようにならないと厳しいです。
塚本は1番打者に転向するも、入団から4年連続で二桁本塁打を達成。愛斗は長期離脱に見舞われながらも、ついに首位打者のタイトルを獲得。25歳にしてキャリアの絶頂に向けて進んでいるように見えます。また、神野がシーズン100打点を達成。現実世界では、2018年に巨人の岡本が22歳で100打点を達成しましたが、神野はその記録を塗り替えたことになります。自身初となるオールスターも経験し、大躍進の一年となりました。
一方、期待されつつ、なかなかブレイクしきれない西川。6年目となる来年は勝負の年になりそう。可能な限り起用していく所存です。
【個人タイトル】
期待していたほどの成績ではなかったが、年間を通して出場したことが評価されたか、大原が新人王を獲得。また、愛斗が首位打者に加えて、最高出塁率も獲得。
ゴールデングラブ賞は塚本が2年連続3回目の受賞。すっかり常連になってきました。
というわけで、期待していたほどの結果にはならなかった5年目のシーズンです。個人の力は間違いなく伸びていると思うので、来年こそ期待したいと思います。